Practice Makes Perfect/金ヶ嶽ハイキングコース
蓬莱島公園駐車場にクルマを置いてハイキングスタート。目的地は正面の山
チェックポイント(CP)は全部で24ある
CP04/金ヶ嶽登山道入り口
CP06/左は荒れていてお勧めできないので順番通り右へ
CP09/金ヶ嶽山頂の春日神社
CP11/次のチェックポイントは左だが、横の道標には目指す塞神峠は右とある。先週は道標を信じて右へ行き道に迷ったので、今回は素直に左へ
前回CP11からCP12まで30分掛かったが、今回は3分で到着
CP14/葉原峠
CP15/仙元峠 CP16/塞神峠
塞神峠下の緑色片岩 CP20/横臥褶曲・菊水岩
CP22/橋を渡る
名もなき小瀑

最後のCP24を経て駐車場に到着

金ヶ嶽ハイキングコース

2020年11月24日(火曜日)

 一週間前に野上駅から金ヶ嶽(かねがだけ)を経て釜伏山、登谷山、皇鈴山、愛宕山と7時間歩いてみたが、今回はそのルートのうち、長瀞町観光協会のホームページで紹介されている金ヶ嶽ハイキングコースを抜粋した。長瀞荒川沿いの蓬莱(ほうらい)島公園駐車場を起点に、黄色いチェックポイントの標識通りに金ヶ嶽(標高382M)から塞神(さいじん)峠(標高約460M)を巡って降りてくる一周3時間のコースある。
 今季は特に医療や遭難救助に余計な負担を掛けるわけにはいかないので、遠くの山や深い山に行くことは厳に慎み、専ら地元の、山頂まで車道が通じている山の、ごく軽めのハイキングに徹している。

 朝7時04分スタート。前回はチェックポイント(CP)06の分岐から、左の荒れたショートカットコースを登ったが、今回は順番通り右のCP07経由で登った。金ヶ嶽山頂の春日神社に着いたのが7時40分。HPのコースタイム55分に対して36分とまずまずの出だしだ。
 前回道迷いの発端となったCP11の示す次の順路は左だが、その横に立っている標識には左が葉原峠、右が塞神峠と書かれている。前回は塞神峠を目指していたので、チェックポイントではなく標識の方を信じて右に行ったところ道に迷い、次のCP12まで30分も無駄に彷徨する手酷い目にあった。今回は左へ行ったところ僅か3分でCP12に到着した。まったくもって嗤(わら)うしかない。
 植平峠(CP13)、仙元峠(CP15)を経て塞神峠(CP16)に8時40分に到着。金ヶ嶽山頂から塞神峠までのHP区間タイム65分のところを60分と、タイム短縮はほとんどできていない。

 塞神峠からは単なる退屈な下りではなく、色々と見所がある。まず塞神峠下に露出した緑色片岩のまるで緑青を噴いたような碧さに驚き、続いてCP20の長瀞町天然記念物である菊水岩の横臥褶曲(おうがしゅうきょく)という地殻変動の凄まじさに驚嘆し、最後はCP22の名もなき小さな川の名もなき小さな滝ながら、見事に形成された滝壺に感じ入った。長く秩父に暮らしながら、まだまだ知らないことがあるものだと意外な発見に感慨を覚え、最後のCP24を越え、駐車場に戻ったのは9時31分だった。塞神峠からの所要時間はHP区間タイムの60分に対して51分と、これまたたいしてタイム短縮は叶わなかったが、全行程の所要時間は2時間27分と、朝飯前の散歩程度には丁度良い運動になった。

●登山データ
2020年11月24日(火曜日)
蓬莱島公園駐車場(標高131M)→塞神峠(標高460M)、標高差329M

蓬莱島公園駐車場(7時04分出発)→金ヶ嶽山頂(7時40分到着/休憩07分)→塞神峠(8時40分)→菊水岩(9時04分/休憩05分)→蓬莱島公園駐車場(9時31分到着)
全行程:2時間27分

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