Practice Makes Perfect/湯ノ丸山・烏帽子岳
地蔵峠にある湯の丸スキー場の駐車場
つつじ祭り期間とあって、平日にも拘らずそこそこクルマが入っている
8時30分になればリフトが運行されるが、営業開始前なので第一ゲレンデを歩いて登る
ゲレンデトップから振り返る
湯ノ丸山は南峰(左)と北峰(右)が緩やかな稜線で結ばれている
山頂(南峰)までは1時間ほどで登れてしまう
湯ノ丸山山頂(標高2,101M)から烏帽子岳を臨む。こう見ると意外に手強く見える
とりあえずもう一つの山頂北峰へ向かう 北峰山頂(標高2,099M)
南峰へ戻る 湯ノ丸山を降り烏帽子岳に向かう。右が烏帽子岳、左が小烏帽子岳
湯ノ丸山と烏帽子岳の鞍部
小烏帽子岳の稜線に登り上げるとレンゲツツジの群落が出迎えてくれた
小烏帽子岳から烏帽子岳を臨む
烏帽子岳山頂(標高2,066M)

カップラーメンとコーヒーで昼食
山頂から上田市方面が俯瞰できる

湯ノ丸山・烏帽子岳

2018年6月26日(火曜日)

 関東地方はまだ梅雨明けしないが、好天が続いているので湯ノ丸山と烏帽子岳に登りに来た。
 ダラダラと速度の遅い県外ナンバー車の後ろについて峠を登ると(私も県外ナンバーだが)、お馴染みの湯の丸スキー場に着く。冬には何度も来ているが、夏に訪れるのは三十年ぶりくらいだろうか。スキー場のリフトは夏でも営業していて、この時期山一面を彩るレンゲツツジ目当てのハイカーが多いのか、平日にも拘(かか)わらず駐車場にはそこそこクルマが入っていた。
 尤(もっと)もこの年は4月から気温が異常に高く、花の開花時期はどこも例年よりずいぶん早い。湯の丸高原でもつつじ祭り期間中のポスターが貼ってあるものの、既にその時期を逸した観がある。
 私より早く駐車場に到着しているにも拘わらず、幾人かの高齢ハイカーはリフトの運行開始を待っているようだった。私はリフトに乗る気はないので、ゲレンデを歩いて登り、リフトが動く8時半にはリフト降り場を越えたつつじ平の釣鐘分岐に達していた。

 下からではあまり意識しなかったが、湯ノ丸山には南峰と北峰のふたつのなだらかな山頂があり、緩く短い稜線で結ばれている。登山開始から58分で南峰に到着し、北峰を21分かけて往復してから、次なる烏帽子岳へ向かった。
 烏帽子岳への登りは、湯ノ丸山から眺めた印象よりも道の付け方が親切で、思いのほか勾配が緩く、意外と楽に登れた。登山道は人が作ったものなので、制作者の意図や人柄が垣間見えるのが面白い。この道を作った人は聡明なのだろう。小烏帽子岳の稜線に上がったところにレンゲツツジの群落が待ち構えていたのは計算され尽くした演出だろうか。
 山頂からは上田市中心部から旧真田町まで一望できる。この日はガスコンロを携行してきたので、カップラーメンとドリップコーヒーの豪華な食事を楽しんだ。

●登山データ
2018年6月26日(火曜日)
湯の丸スキー場駐車場(標高1,732M)→湯ノ丸山(標高2,101M)、標高差369M

湯の丸スキー場駐車場(8時07分出発)→第一ゲレンデリフト降り場(8時20分)→鐘分岐(8時30分)→湯ノ丸山・南峰(9時05分到着)、登り所要時間:58分
山頂滞在時間:0分
湯ノ丸山・南峰(9時05分)→湯ノ丸山・北峰(9時15分)→湯ノ丸山・南峰(9時26分)
→鞍部(9時49分)→小烏帽子岳(10時22分)→烏帽子岳(10時34分)、湯ノ丸山からの所要時間:1時間08分
山頂滞在時間:56分
烏帽子岳(11時30分)→鞍部(12時01分)→中分岐(12時20分)→キャンプ場(12時29分)→湯の丸スキー場駐車場(12時37分到着)、下り所要時間:1時間07分
全行程:4時間30分

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