かつて裏磐梯猫魔と言われた磐梯山北面に開かれた雪質の良いスキー場。 ベースを起点に放射状に3つの山にリフトが架かっており、それぞれリフト両脇に2コースを配しているが、いずれも上部が非圧雪の急斜面で、初級者迂回コースを一切設けないなど、難度の高い設定になっている。そのためか平日の集客は少なくリフト待ちもないが、日替わりのリフト運休を行っているため、三山のいずれかひとつは滑れない。セールスポイントであるせっかくの軽い雪質を、平日出し惜しみしている感は拭えない。経営再建の影響なのかレストランのメニューも簡素で、施設全体に元気が足りないように感じられる。 |
五色温泉/裏磐梯ロイヤルホテル |
ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物温泉(低調性アルカリ性高温泉)
裏磐梯ロイヤルホテル
源泉温度48.3℃、pH=8.5、湧出量毎分38.6リットル、蒸発残留物=2,681mg/kg
大浴場の他、岩造りの露天風呂もあるが、加水加温循環ありの温泉。
立ち寄り入浴料:1,200円/立ち寄り時間:15時〜20時
(2018年1月宿泊)
磐梯山の北側に広がる裏磐梯三湖を隔てた山形県境に近いスキー場。 雪質の良い広大なロングコースが売りだが、押しなべて斜度が緩く、多少の斜面変化はあるものの、どこを滑っても同じようなダラダラと流しているだけの印象。初心者にとっては全コース堪能できるとあって修学旅行生や中国人団体客が多い。 朝一はゴンドラのみを運行し、各クワッドが動くのに時間がかかり、それまでは大変なゴンドラ行列ができる。 |
デコ平温泉/裏磐梯グランデコ東急ホテル |
デコ平温泉ぶなの湯
裏磐梯グランデコ東急ホテル
単純温泉
源泉温度30.2℃、pH=7.2、湧出量毎分70.8リットル、蒸発残留物=133.2mg/kg
ゲレンデ直結の東急ホテルの温泉だが、加温循環である。まだ真新しい桧造りの露天風呂が気持ち良い。
立ち寄り入浴料:1,000円/立ち寄り入浴時間:12時〜16時
(2018年1月)
1915年(大正4年)創業という東北最古の老舗スキー場。 磐梯山麓のスキー場には草津や蔵王の様なまとまった温泉街はないが、磐梯山の東隣の安達太良山(あだたらやま)西麓には、自然湧出量毎分一万リットル以上という、単一源泉としては国内有数の酸性温泉を持つ沼尻温泉と中ノ沢温泉があり、沼尻スキー場はこの温泉街をベースにしている。 コースは、山頂部の短い整地急斜面と不整地急斜面以外は押しなべて緩く、初級者の練習にはちょうど良い。レストハウスでは会津の名店牛乳屋食堂のソースかつ丼が食べられ、秘伝のタレの掛かった肉が柔らかくて美味しい。2018シーズンは温泉街に滑り込めるベース部の男坂ゲレンデを何故か営業していない。 毎週月水金に温泉付きリフト券を割安で販売し、提携する7軒の温泉旅館のうちひとつに無料で入れる。 オフシーズンの沼尻スキー場はゲレンデトップまでクルマで上ることができ、安達太良山の爆裂火口周回コースの登山が楽しめる。その途中に沼尻元湯の湯の花採取場を見ることができ、中央を流れる川は硫黄で白濁し、あたり一帯硫化水素臭が漂っている。川の水温は体感43℃ほどと適温で、酸味の強い硫黄混じりの砂が全身にまとわりつき、深い満足感を与えてくれる。勇気があれば全裸になって全周囲オープンの野湯を楽しめるが、硫化水素ガスが濃いことから、地元ではガイド付きの入浴を推奨している。 (2022年10月入浴) |
沼尻温泉/田村屋旅館 |
沼尻元湯/酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉【硫化水素型】(低調性酸性高温泉)
田村屋旅館 露天風呂
源泉温度68.3℃、pH=2.1、湧出量毎分13,400リットル、蒸発残留物=2,509mg/kg
沼尻スキー場の駐車場を降りて、T字路を左折して突き当りまで進めば田村屋旅館である。
風呂は1階と2階にあり、2階には内風呂と露天風呂がある。
シャワーとカランは温泉水との熱交換式とあるが、なかなかお湯にならないので、水のまま全身を洗った。加水なし、加温なし、循環なしの源泉掛け流しのはずだが、内風呂は何故かぬるく、露天風呂はやけどするほど熱かった。内風呂の湯口からはお湯がちょろちょろとしか出ておらず、露天からはガバガバ出ていた。双方とも救済ホースが用意されているが、露天にうめずに入った。
お湯は硫化水素臭というよりは焦げ臭く、舐めると非常に酸っぱい。
宿の主人がどうでしたかと訊くので、苦言を呈すると、内風呂と露天の給湯の調整が難しいとかで平謝りに謝ってくれた。まあパック券でただで入れたから別にいいけど。
営業時間:10時〜16時/通常入浴料:800円
(2018年2月)
中ノ沢温泉/旅館白城屋(しろきや) |
沼尻元湯/酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉【硫化水素型】(低調性酸性高温泉)
旅館白城屋 露天風呂
源泉温度68.3℃、pH=2.1、湧出量毎分13,400リットル、蒸発残留物=2,509mg/kg
地味な沼尻温泉から一段下がったところに、一転多くの温泉旅館が隣接する中ノ沢温泉街が広がる。ほとんどの宿で日帰り入浴を受け付けているが、その中の白城屋に立ち寄った。
中ノ沢温泉のお湯は沼尻温泉と同じ沼尻元湯で、源泉掛け流しの内風呂と露天風呂とが適温で楽しめる。
露天風呂の底には湯の花が白砂のように堆積していて、入るとふわっと舞い上がる。強酸性温泉特有の肌がヌルヌルする浴感がある。浴後何日か硫黄の香りが肌に残る。
沼尻スキー場の温泉パック券提携旅館でもある。
入浴料:500円
(2018年2月)
二本松市街から岳温泉街を抜け、凍結したワインディングロードをしばらく登って行くと到着するコンパクトなスキー場。 営業開始は9時のはずだが、ゲレンデベースから見えるリフトは動いておらず、ゲレンデを滑る人影もない。4本あるリフトは平日は2本のみの営業で、見えにくい右側の2本が動いていたのでひとまずホッとした。平日の2本も、左のクワッドと上部のリフトが日替わりのようで、この日は上部が稼働していたのである程度斜度のあるコースバリエーションが得られたが、上部が運休の場合はもっぱら緩斜面を繰り返し滑ることになる。 どのコースも短いながら軽く斜度変化があり、スキー練習場的には楽しめる。雪は意外に固め。毎週水曜は定休日なので注意。 ゲレンデ内にあるあだたら山ロープウェイは冬季は運行していない。 |
岳温泉/あだたら山 奥岳の湯 |
岳温泉/元湯5源泉の混合(二本松市永田字元湯1の2、1の3、2の2、3の2、3の3)
あだたら山 奥岳の湯
単純酸性温泉(低張性酸性高温泉) 源泉温度54.5.7℃、pH=2.4、蒸発残留物=786.8mg/kg
あだたら高原スキー場の目の前にある日帰り温泉施設。
白濁した僅かに硫化水素臭の漂うお湯だが、加水しているためか強烈な酸性泉という感じはなく、マイルドな仕上がりになっている。高台に作られた露天風呂は見晴らしが好く気持ちがいい。あだたら高原スキー場の当日のリフト券提示で100円引きになる。無料の鍵付きロッカーあり。受付では安達太良山の登山バッヂも買える。
通常の入浴料:650円/立ち寄り入浴時間:10時〜18時/年中無休
(2023年1月)
東北道から磐越道に入り、磐梯山が目に飛び込んでくるとまず目につくのが、その山腹に穿たれた二筋のコースを持つ猪苗代スキー場である。左側がうねりのある肩下がりの中斜面の中央エリア、右側が癖のない緩斜面と最上部に不整地急斜面を持つミネロエリアである。 二つのエリアは中間部と最上部で連絡しているが、最上部の連絡コースは分かりにくい。ミネロ最上部の急斜面横のリフトを降りて左に進み、斜面に降りずにパトロール小屋の上に続いている山道に気づいたら、それがそうである。小屋の上を越えて途中まで若干の登り勾配の上、道幅は人一人が通るしかなく、板を踏み蹴って進むことはできない。板を担いで50メートルばかり歩き、降り勾配になったら板を履いて真っ直ぐ滑ると、廃線となったリフト降り場跡に出る。そこからは整地された中央ゲレンデの最上部である。 どのコースからも真正面に猪苗代湖が望める好ロケーションである。
ゴンドラとクワッドリフトで距離のある緩めの中斜面2本をカバーし、隔絶された上部エリアには難度の高い不整地急斜面を何本も配する複雑なレイアウトのスキー場である。 陽当たりの好い磐梯山の東南麓に構えるためか、尾根の反対側に展開する裏磐梯猫魔に比べると雪が硬く、午後には荒れ気味になってくる。平日でも客の入り込みは多いが、レストランメニューは簡素で、食事を楽しみにしている向きには物足りない。 |
磐梯熱海温泉/共同湯「霊泉」元湯 |
湯元元湯混合泉、熱海温泉合資会社湯元元湯保護組合泉/アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)
共同湯「霊泉」元湯
源泉温度29.0℃、pH=9.0、蒸発残留物=234mg/kg
郡山市営第1号泉、第4号泉、第5号泉、第7号泉統合泉/アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
源泉温度50.4℃、pH=9.1、蒸発残留物=383.5mg/kg
猪苗代、磐梯近辺にも立ち寄り入浴が可能な宿泊施設は数件あるが、生憎その悉くが本日休業とかで断られてしまったため、少し離れてはいるが、その名の知られた磐梯熱海温泉に行ってみた。
磐梯熱海温泉は駅の周辺と線路の反対側に多くの宿泊施設があり、その多くで立ち寄り入浴を受け付けているが、平日のためかそのうちの数件はやはり本日休業となっていた。温泉街も実に閑散としている。
駅前広場には無料の足湯があり、すぐ近くの路地裏に共同浴場「霊泉」元湯がある。駐車場は小さいのが幾つかあるがわかりにくいので、駅前広場の駐車スペースを拝借する。一般車スペースが10台ほどあり、2時間ほど置けるとある。
2018年で創立100年という由緒ある共同浴場で、元は湯元元湯旅館という宿だったようだ。時間によって入浴料金が3段階にシフトし、14時からは300円である。
受付でお金を払って隣の湯舎に入る。浴槽は二つあり、それぞれ別の源泉だそうだが、大きい方はぬるく、小さい方は熱い。これを交互に入ればいいらしい。無色無臭のお湯で浴感も特に感じない。カランはあるが石鹸やシャンプーの備え付けはない。無料の鍵付きロッカーあり。
入浴料:300円/立ち寄り入浴時間:6時〜20時
(2019年2月)
磐梯熱海温泉/幻灯庵・月の庭 |
郡山市営第1号泉、第4号泉、第7号泉統合泉/アルカリ性単純温泉
幻灯庵・月の庭 すべすべの湯
源泉温度53.0℃、pH=9.4、蒸発残留物=391mg/kg
駅前の温泉街から線路を渡ると五百川(ごひゃくがわ)渓谷に沿った温泉街に出る。こちらにも多くの宿泊施設があるが、やはり閑散としていて、最初に尋ねた旅館はやはり本日休業だった。幻灯庵・月の庭で立ち寄り入浴を所望すると受け付けてくれた。
冬季のためか露天風呂のお湯は抜かれていたが、それでも駅前の共同浴場に比べ、はるかに肌がスベスベする気持ちのいいお湯だった。
入浴料:600円
(2019年2月)
南会津エリアはメイントラフィックである東北道の西那須野塩原インターからも遠く、なかなかお手軽には行けないのが難点だが、たかつえはゲレンデ規模が大きく、雪質の軽い幅と距離のある緩斜面に大勢のボーダーが集まってくる。 標高1,654メートルの高倉山山頂まで架かるシングルリフトは勾配と距離があり、ジェットコースターの最初の登りの様な、ちょっとしたアトラクション感がある。最上部の不整地急斜面も雪が軽くて滑りやすい。 中間部にはハーフパイプやパーク、ウェーブ斜面を配すなど、随所に工夫が見られ、カラマツコースへの狭い林間アプローチや、リフト乗り場におけるペアリフトとシングルリフトの運転速度の速さなど、他では見ないワイルドさがひどく斬新である。 |
たかつえ温泉/白樺の湯 |
アルカリ性単純温泉(低調性アルカリ性温泉)
白樺の湯
源泉温度47.0℃、pH=8.6、湧出量毎分43リットル、蒸発残留物=559.4mg/kg
スキー場に併設する日帰り温泉施設。
受付が無人で、料金箱に入浴料を入れて利用する。
内風呂と露天風呂があり、少し塩素臭がするが冷えた体には充分心地良い。
入浴料:500円/立ち寄り入浴時間:6時〜21時
(2018年2月)
南会津の4つあるスキー場の中で唯一スキーヤーオンリーの姿勢を採っているスキー場。 スキーセンター正面にいきなり立ちはだかる幅広の急斜面に象徴されるように、幅と斜度のある4つのエリアそれぞれに距離のあるペアリフトを架け、奥行きと高低差のあるかなり滑走感の高いスキー道場的テイストになっている。初級者専用の緩斜面コースはなく、初心者・初級者が1日過ごすには辛いところだ。 毎週木曜は定休日なので注意。 |
小豆温泉/窓明(まどあけ)の湯 |
大桃小豆温泉1号湯・3号湯の混合/単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
小豆温泉・窓明の湯 お湯が溢れている
源泉温度50.5℃、pH=8.3、蒸発残留物=377.2mg/kg
高畑スキー場から4キロほど奥に行ったところにある日帰り温泉施設。2018年に新築移転したそうで、真新しい施設であるが、このあたりまで来る人は少ないのか、スキーの帰りに15時頃行ったところ誰もいない貸切だった。高畑のリフト券提示で入浴料通常650円のところを500円で入れた。受付のおばさんが熱かったら水でうめてねと言っていたが、温度計は42℃で丁度良かった。二つの源泉からなる貯湯槽は動力揚湯とのことだが、浴槽に浸かるとお湯が勢い良く溢れ出た。温泉分析表には湧出量は書かれていないが、かなりの量が掛け流しで投入されている。塩素臭もなく無色透明無味のお湯は少し肌がスベスベする。
脱衣所にあるコインロッカーの利用料は200円で、使用後100円戻ってくる。
入浴料:通常650円/営業時間10時〜19時/毎週木曜定休
(2020年2月)
ゲレンデを真っ直ぐ縦に貫く連続した3本のリフトがそれぞれ3つのエリアをカバーしており、最上部は不整地急斜面、中央部は幅と距離のある緩斜面と巨大なハーフパイプに象徴されるパーク、そして下部は滑り応えのある中斜面で構成されている。更にはそれらメインコースの大外を回り込むような形で車道コースがあり、そこから派生する不整地急斜面が数カ所、あまり滑る人もおらず、さながら隠れコースの様相である。 初級者にとっては下部の中斜面が肝で、迂回コースを含めてどれもそこそこ斜度があるのが辛いところだ。上から見てコース左の車道コースはゲレンデベースには通じておらず、最後は隠れ不整地急斜面になって逃げ場がないので、くれぐれも初級者は入らないように。 |
さかい温泉/さゆり荘 |
南郷界温泉1号源泉/ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)旧含芒硝・重曹-食塩泉
さゆり荘 展望大浴場
源泉温度60.1℃、pH=8.2、蒸発残留物=3,693mg/kg
南郷スキー場のすぐ下にある宿泊施設の展望大浴場に立ち寄れる。
加水加温循環の若干塩素臭のある薄茶色に濁ったお湯だが、肌が非常にツルツルスベスベになるのは特筆すべき要素である。露天風呂もあるが、展望風呂の方がスベスベ感が高い。
入浴料:500円
(2021年3月)
古町温泉/赤岩荘 |
ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)
赤岩荘 茶褐色の熱湯
源泉温度49.2℃、pH=6.5、、湧出量毎分174リットル、蒸発残留物=16,830mg/kg
新型コロナウィルス蔓延防止のための関東一都三県の緊急事態宣言が解除されてから行ったのだが、電気屋さんが営む会津みなみ温泉は福島県外の人お断りとなっており、この赤岩荘は町外の人は露天風呂のみ入浴可となっていた。道の駅きらら289山口温泉は検温を通れば入れるようだったが、これは次の機会にと今回は割愛した。
赤岩荘は駐車場に数台クルマがあったが、露天風呂は貸切状態だった。
舐めるとしょっぱい茶褐色のお湯の張られた浴槽は真ん中で間仕切りされ、湯口からドバドバお湯が投入されている側の湯温はかなり熱い。分析表では49℃のお湯が毎分174リットル投入されているそうだが、やっとどうにかじっと動かずに入っていられる熱さである。間仕切りの反対側は適温に保たれていた。源泉100%掛け流しで、スベスベ感は特にない。
入浴料:600円/営業時間9時30分〜20時/毎週水曜定休
(2021年3月)
緩斜面に部分的な短い落ち込みのついた日当たり良好のコンパクトなスキー場。一番右奥の不整地急斜面は平日クローズで、比較的長く斜度と幅があり滑りごたえのある右端の駒止コースは、平日にはHPでの事前告知なしにポール規制されるなど、アグレッシブさを求める平日客にとっては甚だ興を削がれるところだ。雪質は終日キュッキュッと鳴る滑りやすさで好印象なだけに勿体無い。 |
山口温泉/きらら289 |
塩化物泉
きらら289
源泉温度68.7℃、pH=6.99
だいくらスキー場からだと国道289号線を南郷スキー場に向かって11キロほど走ると、道の駅きらら289(にーぱーきゅー)がある。その中にある立ち寄り温泉施設。
加水加温循環の若干塩素臭のある薄茶色に濁ったお湯だが、肌が非常にツルツルスベスベになる。山桜の湯とリンドウの湯が日替わりで男女入れ替わり、私が行った日は山桜の湯だったが、源泉風呂というのがリンドウの湯にしかなく気になるところだ。
入浴料:700円/立ち寄り入浴時間:10時30分〜19時/毎週火曜は清掃日で休み
(2023年1月)
猪苗代磐梯エリアと南会津エリアの中間にあるのが天栄村羽鳥湖エリアである。 東北道白河インターから凍結した山道を登り詰めると羽鳥湖高原の道の駅に着く。道の駅の前の信号のない交差点を真っ直ぐ進めば羽鳥湖スキー場で、左折すればエンゼルフォレスト温泉、右折すれば羽鳥湖に降りられる。 羽鳥湖スキー場は幅と長さのある緩斜面がほぼ全体を占め、苛烈なコースは皆無である。但し雪質が良いのと圧雪整備が行き届いているので、斜度の割にはスピードに乗れたターンを楽しめる。 食事のメニューにも力を入れている。 |
羽鳥湖温泉・彩光の湯/エンゼルフォレスト那須白河 |
羽鳥湖1号源泉・2号源泉の混合
エンゼルフォレスト那須白河
アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
源泉温度42.1℃、pH=9.7、湧出量毎分190リットル、蒸発残留物=91mg/kg
羽鳥湖スキー場を降りて道の駅のある交差点を右折するとエンゼルフォレストという施設に着く。キャンプやテニス、屋内プールやレストランを備えた大きな施設だが、温泉のみ立ち寄れる。温泉の通常料金は1,200円と高いが、羽鳥湖スキー場の当日のリフト券を提示すれば半額になる。私はシニア券を提示したところ500円で入れた。
風呂はジャグジー付き内風呂にサウナ、露天風呂がある。加水なし、加温と循環ありだが、塩素臭はあまりきつくない。
立ち寄り入浴料:1,200円/立ち寄り入浴時間:9時〜22時
(2019年1月)
不整地急斜面に特化した小さなスキー場で、ベース正面には名物の38度の壁『TEN壁』がそそり立つ。ゲレンデトップから見える山の稜線には風力発電所の風車が近い。 迂回コースも整備の行き届いたうねりのある中斜面で、迂回コースをショートカットする形でもう一つの不整地急斜面を配すなど、小さい規模ながらもよくぞここに造ったという凝縮した面白さがある。 ※2022シーズンはコロナ禍の影響により営業休止/2023シーズン休業 |
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