◆ 2013/7/13 神奈川県河川敷 樹液採集
梅雨明け以降、猛暑が続いているが、今週も河川敷を見に行ってみた。
なるべく早い時間に行こうと思っていたが、結局現地に着いたのは10:30頃になってしまい、かなり暑い状態。
あまり期待できないかも知れないが、とりあえず確認してみることにする。

先週見つけたオニグルミの樹液には相変わらずカナブンが大量に集まっているが、クワガタの姿は見られない。

しかし枝先の方まで良く見てみると、ノコギリクワガタの姿が見えた。
この枝だけで4頭ついており、カナブンのいない場所で集まっているようだった。 少し高い場所だったので網での捕獲を試みたが、1頭は落としてしまい見つからなかった。
この枝だけで4頭ついており、カナブンのいない場所で集まっているようだった。 少し高い場所だったので網での捕獲を試みたが、1頭は落としてしまい見つからなかった。

ヤナギ低木ポイントも確認してみたが、こちらは先週同様、虫の集まりが少なくなっていた。
かろうじて小型のノコ1ペアを確認できたのみ。

大きいヤナギの方も確認してみると、今まで気付かなかった樹洞があり、樹液が出ているようだ。
良く見ると隙間から大きめの大アゴが覗いており、周囲のカナブンを追い払っている。 ずいぶん大きなコクワガタだなと思って見ていたが、大アゴの太さや形状から、どうやらヒラタ♂のようだ。
指が一本しか入らないため、掻き出し棒等を使って結構粘ってみたが、樹洞はかなり深いようで、残念ながら捕獲できなかった。
(写真では2頭のカナブンの間に大アゴだけが見えている)
良く見ると隙間から大きめの大アゴが覗いており、周囲のカナブンを追い払っている。 ずいぶん大きなコクワガタだなと思って見ていたが、大アゴの太さや形状から、どうやらヒラタ♂のようだ。
指が一本しか入らないため、掻き出し棒等を使って結構粘ってみたが、樹洞はかなり深いようで、残念ながら捕獲できなかった。
(写真では2頭のカナブンの間に大アゴだけが見えている)

今回採れたのはノコギリクワガタばかりだった。1時間ちょっとで♂が5頭も採れたのは良かったが、どれも小型の個体が多い。
テラリウム用に一番大きいペアだけキープ、その他は全てリリース。
テラリウム用に一番大きいペアだけキープ、その他は全てリリース。
今回はノコが多く採集できて良かったが、何と言ってもヒラタ♂を逃してしまったことが悔やまれる。
いつかヒラタも採れるかもとは思っていたが、あまり真剣に探していなかったにも関わらず、早速に出会えたので驚いた。
河川敷のヒラタは極小個体ばかりと思っていたが、大アゴから推測するに体長は少なくとも40mm後半はありそうだ。
穴の入口付近までもう少し出て来てくれれば何とか捕獲できそうなので、次回以降に再度チャレンジしたい。
[今回の採集結果]
種類 | ♂ | ♀ |
---|---|---|
ノコギリクワガタ | 5 | 2 |
カブトムシ | - | 1 |