◆ 2013/6/29 神奈川県河川敷 樹液採集

以前に下見に行った近所の河川敷に4週間ぶりに様子を見に行った。 先週の福島は気温が低くまだ夏を感じなかったが、関東はもう十分に気温が上がっており、 もうすぐ7月なので時期的にはもうクワガタが集まっているはずだが、どうだろうか。
10:30 頃に出発、若干道が混んでいたが30分程度で現地に到着。見るポイントはもう決めてあるので、短時間の確認になる予定。

カナブン
まずは前回コクワガタが隠れていた大きめのヤナギをチェックしてみる。 幹のあちこちから樹液が出ているようで、たくさんのカナブンが集まっていた。
残念ながらクワガタの姿は見られなかったので、次のポイントへ移動。
ノコギリクワガタ♂♀
ヤナギの低木が集まっているポイントを確認してみると、こちらもかなり樹液が出ているようで、やはりカナブンが多く集まっている。 その中に小型のノコギリクワガタのペアを発見。低木でも樹液さえ出ていればクワガタも集まってくるようだ。 残念ながら写真の個体は落ちてしまって見つからなかったが、すぐ近くで大きめのノコギリクワガタ♂を捕獲できた。
コクワガタ♂♀
その後も周囲の木を見渡してみると、あちこちにコクワガタの姿が見られる。 時間的にはもう昼ではあるが、穴に隠れているだけでなく樹液に集まっている個体もいる。
カブトムシ♂
カブトムシ♂も発見。周囲は河原で石が多いので、カブトムシ幼虫の棲息には適さないように見えるが、付近から飛んで集まって来るのだろうか。 小さめだが倒木は多いので、クワガタはこの付近で繁殖しているように思える。
TOTAL
とりあえず簡単に捕獲できそうな個体はケースに入れておいた。30分程度の採集結果としては十分な数だ。 この他にも樹洞や樹皮裏に隠れているクワガタを数頭見かけたが、無理して採るつもりは無かったので、そのままスルー。 次回にまた見かけることになるかも知れない。

今回は、事前に見つけておいたポイントにクワガタが集まって来るかどうかの確認だったが、狙い通り集まってくれて大変満足だった。 比較的狭い範囲に密集しており、結構魅力的な光景だったので、普通種のみではあるが予想外に嬉しい結果だ。
近場でこれだけ簡単に採れるのであれば、毎週通ってみたい気がする。 東京都心を少し離れれば、ちょっとしたポイントを探すだけで、意外とすぐにクワガタに出会えるのかも知れない。 おそらくヒラタも棲息しているはずなので、今後はヒラタも狙ってみたいと思う。


[今回の採集結果]
種類
ノコギリクワガタ11
コクワガタ23
カブトムシ1-

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