オユ11 100番代
※エッチング製側板・妻板にプラ製屋根・床板を組み合わせるボディキット。これらの形式の特徴である雨樋下の車体の折り曲げも裏側のラインをボールペンでなぞるだけで簡単に再現可能。キットにはプラ製屋根・床板・床下機器が含まれ、この他エッチング製の窓サッシ・保護棒が付属。台車・10系用半ガーランドベンチレーター(モリタ)・換気ダクト(タヴァサ)・インレタは別途購入となります
オユ11は1957(昭和32)年度よりオユ10と共に新製された郵政省所有の区分室郵便車で、この 内の100番代は1971(昭和46)年度より冷房付で新製されたグループです。車体は当時製造され ていた14系に準じた物に変更され、雨樋下より屋根Rがはじまるタイプになっています。総数5 輌が製造されましたが、後に104番は電気暖房を取り付けたため2104番となりました。1982(昭和 57)年度には残りの車輌が、北海道運用可能車とするため電気暖房の取り付けと耐寒耐雪改造を施さ2500番代に変更されました。2104番も耐寒耐雪改造が施され同番代に組み入れられまし た。1982年(昭和57)11月改正より北海道に転属し運用が開始されましたが、1984年(昭和59) 2月の郵便輸送システム改革が行われたことにより山陰地区への転属が行われました。その後1986年(昭和61)の郵便輸送の廃止に伴い、同年度中に全車廃車になりました。
4410円(本体価格4200円)