クモハ11 100番代(クハ16 200番代)
価格 税込5670
本体5400
実車について クモハ11200番代とクハ160番代の大元は、1929年(昭和4年)〜1931年(昭和6)にかけて30系 の増備車として登場した31系のモハ31とクハ38です。国電初の丸屋根車で、モハ30に対し縦方向 に窓が拡大されていますが、配置は同じものとなっています。31年度車は1929・30年度車に比べ リベットの少ない車体となっています。登場時は前面・妻板側共直線雨樋でしたが、後の更新修 繕により前面は曲線雨樋となり運行灯が設けられました。(直線雨樋のままの車輌もいました) この他、プレスドア化・グローブベンチレーター化等の改造も施されています。クモハは104輌、クハは38輌製造されましたが、クモハの一部は両運車のクモハ12や電装解除し クハ16300番代になっています。(電装解除車のクハ16300〜304のグループはDT11を装備)30系 と同様に山手・中央線で活躍していましたが20m車の増備に従い地方線区へと転じていき、仙石 大糸・南武・青梅・五日市・鶴見・福塩・可部・宇部・小野田線等で使用されました。これらの 線区にも大都市圏で新性能車に置き換えられた20m旧型電車が転入し、40年代中頃までにほとん どの車輌が廃車となっています。17m車は鶴見線での活躍が有名ですが、この鶴見線の73形への置 き換え後も可部線で1976年(昭和51)まで、南武支線で1980年(昭和55)まで活躍しました。
キット概要 キットはクモハとクハの選択式。車体は別貼りのシル・ヘッダーによりすべてのリベットを凸表現。シル・ヘッダーの取り付け位置は2段エッチングにより溝がモールドしてありますので簡単に取り付けることが出来ます。前面・妻板はメタル製としシル・ヘッダー取り付けの手間を省いています。前面・妻板の窓ガラスははめ込みガラスとし、すっきりとした仕上がりが得られるようになっています。エッチング製の手すり類、テールライト、プラ製屋根・床板、床下機器(クモハ用、クハ用両方)が含まれます
主な
別途購入品
台車、パンタ(トミー:PS13)、ヘッドライト、インレタ
クモハ11 200番代(クハ16 0番代)
メタル製の前面と妻板で組み立て易くなりました。窓ガラスもはめ込みガラスとし、側面との差が出ないようになっています。