きれいな車体を作るために各部の継ぎ目を埋めていきます。以前はパテが主流でしたが、瞬間接着剤を用いることで作業時間を大幅に短縮しています。完璧な仕上げは本塗装前の下地作りで行いますので、ここではあまり神経質にやる必要はありません。
@側板と妻板の継ぎ目に少量の瞬間接着剤を盛り付けていきます。瞬間接着剤は「さらさらタイプ」を使用します。時計ドライバーや楊枝を使用して少量ずつ流し込むようにしていきます。

※瞬間接着剤は硬いため盛りすぎると削るのに苦労します。あくまで「適量」を!
Aペーパーで仕上げます。割り箸にペーパーを貼り付けた簡易ヤスリ等を使用すると作業が楽です。

※ヤスリは継ぎ目に対してなるべく直角になるように動かします。(あるいは円を描くように)
Bモールドの無い部分は添え木を当てたペーパーで、モールドの入り組んだところは「刷毛キサゲ」を使用すると便利です。 ペーパーやキサゲで取りきれない隅の部分(左写真のような雨樋の門等)はカッターで欠き取ります。
C車体の裾部には若干の返りがあるので軽くペーパー掛けしておきます。
D全体に軽く磨きを掛けておきます。余分な部分に付いた接着剤を落とす役目もあります。(瞬間接着剤が飛んだりして、知らず知らずの内にが車体の思わぬところに付いていたりします)ペーパーでも構いませんが、写真のように刷毛キサゲを用いるとモールドの間も簡単です。